監督は池尻生まれの瀧川さん

 河内長野市で、映画を通じて地域活性化を目指すプロジェクトが本格始動した。

 指揮を執るのは池尻生まれ、河内長野育ちの映画監督・瀧川元気さん。これまで全国各地の地方創生映画の制作に携わってきたが、自身は故郷である河内長野が好きではなかったと話す。「映画の仕事がしたい」という夢を否定され、閉鎖的と感じたからだ。だが、映画製作で多くの地元を愛する人達に出会い、瀧川さんの心に「自分は自分の故郷に向き合えているのか」との気持ちが。そんな時、河内長野の人口減少を知り、同市の創生映画制作を決意。

 そんな瀧川さんの想いに応えるように、同市観光協会会長の上野修二さんを始め、多くの賛同者が集まり、19年「奥河内ムービープロジェクト実行委員会」を設立。同市商店連合会、商工会、青年会議所なども全面協力。“オール河内長野”で臨む。

 今回の作品「鬼ガール!!(仮称)」は、旧鬼住村(現神ガ丘)の鬼の末えいである女子高生が巻き起こす青春物語。大阪市と河内長野市で行われたオーディションには800人以上が参加。瀧川さんも驚くほどの盛り上がりを見せている。

 「今は河内長野が大好き」と話す瀧川さんにとって初の長編映画監督作品。「河内長野の魅力を知ってもらうために、全力で良い映画を作りたい」と。6月から本格的に撮影が始まる。撮影はほとんどが河内長野市と千早赤阪村。撮影現場での炊き出しなど、同委員会の活躍は欠かせない。「映画を見て奥河内のファンになり、定住してくれる人が増えれば」と夢は膨らむ。映画は20年春以降公開予定。

 同委員会では、共に活動する人や協賛を募集(協賛者はエンドロールに表記)。問い合わせはokukawachi.movie2018@gmail.com

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