富田林出身の音楽ユニット「団地ノ宮」が、初アルバム「2月5日」をリリース、11月に東京進出を計画している。4月25日にはメンバー弥子さん(23歳)が寺内町のイベントに登場し、ウクレレ片手に昭和の歌など3曲を披露した。  団地ノ宮は、姉・琴子さんと妹・弥子さんの姉妹ユニット。2人は前身バンド「スイチュウメガネ」を経て、5年ほど前に「団地ノ宮」を結成。由来を「狭山の団地に住んでいた頃の、懐かしい思い出を歌いたくて」と話す弥子さん。初期のマニアックな音楽から脱皮して、姉妹にしか歌えない音楽にたどり着いた。

 姉妹の音楽好きは、昨年12月に亡くなった父親の影響が大きい。家でもギターをつま弾いた父の姿に、「お父さんなら誰でもギターが弾けると思っていた」という。落ち着いた場所が好きな弥子さんに寺内町を勧めたのも父親で、通ううちに今回のイベント出演へとつながった。「普通のライブにはない雰囲気で、いいBGMになれたのでは。機会があれば次も出演したい」と。主催者の木村和子さんも、会場にCD販売ブースを設け、東京進出を応援した。

 弥子さんは、セカンドアルバム「11月3日」のリリースに合わせて、東京在住の琴子さんと合流し、音楽活動を本格化させる予定だ。「東京にはアングラ文化を受け入れる懐の深さがある。まずは精力的に広報したい」と意気込む。7月には東京で大槻ケンヂらとの共演が決まっている。

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