向陽台小3年の小林祥大君が描いたアクリル画が学生美術展「第68回学展」の小学部で入賞した。東京で開かれた表彰式には家族も駆けつけ、5回目の挑戦でつかんだ栄誉を喜んだ。

 小林君が絵画教室に通い始めたのは、5歳を迎える直前のこと。それ以来、元塾生でもある父・嘉久さん、現塾生の妹・夏実さん(5歳)らと家族4人で、和泉中央駅前の教室へ通う。「普段は落ち着きがないけれど、描いている時はすごく集中して」と母の里織さん。

 入賞した「野原のうりぼう」は、小林君が描いた中で最大のもの。イノシシの子を中央に置き、背景の草むらを茶色と黄緑で表現した迫力のある作品だ。でも小林君はイノシシの実物を知らない。写真の中から、ピンときた1枚を選んで想像を膨らませたという。

 指導する浦田和義さん(大阪市)は、子どもの発想や描きたいという思いを大切にする。「小林君の描き方は大胆で、思いがけないところから描き始めるなど驚かされることも。年を追うごとに進化する姿が頼もしい」と目を細めた。

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