新型コロナウイルスの影響で3月から高校も休校していた影響で、河南高校の食堂が窮地に立たされている。南大阪でも有名な同校の食堂は、生徒らから「おっちゃん」と親しまれる中村さんが個人経営している。
できるだけ安く生徒たちのお腹を満たしたいと、利益は低く抑えておいしい食事を提供してきた。

しかし、2月末に発表された新型コロナウイルスによる休校で、食堂も休業せざるを得ない状況に。収入はゼロなのに、毎月十数万円の固定費がかかり、美味しいごはんを作ってくれていたおばちゃん達の休業補償も出せない状態。このままでは食堂の存続自体が危うい…と、頭を抱える中村さんと食堂を心配して連絡したのは、同校卒業生の牧さん。

牧さんをはじめとする卒業生らは名物の食堂を何とか続けてほしい、とクラウドファンディングを立ち上げ、6月8日から支援を募集している。クラウドファンディングのシステムでは、出資をしてくれた人にお礼として「リターン」を返す仕組み。在校生には「前売り券」として支援を呼びかけている。高校内の食堂のため、生徒しか利用できないが、応援の気持ちを託す方法や、在校生に「ただ飯券」としてプレゼントする方法、食堂の味をレトルトカレーにして届けてもらう方法などが選択できる。支援は1000円から可能。

第2波にも備えられるようにと目標金額は500万円に設定した。7月2日現在、多くの在校生、卒業生らから応援のコメントや支援が寄せられ、270万円ほどが集まっている。中には牧さんらの思いに感銘を受けた遠方の方からの支援も。目標金額に届かなくても、集まった支援金は食堂の今後の運営に役立てられる。支援の募集は7月5日まで。

クラウドファンディング 〜食堂を救え〜 支援は以下のリンクから。
https://camp-fire.jp/projects/view/288396

7月26日号の「金剛版」紙面でクラウドファンディングでの支援の結果と、中村さん、牧さんの思いをお伝えします。

画像出典:クラウドファンディング 〜食堂を救え〜より

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