外来昆虫による被害が拡大

 大阪狭山市の桜が大きな危機に直面している。原因は外来昆虫「クビアカツヤカミキリ」。12年に愛知県で発見されて以降、全国に被害が拡大。体長は2〜4センチ、長い触角を入れると5〜10センチほど。黒い体に赤色の前胸が特徴だ。

 桜・ウメ・モモなどバラ科の樹木に生息、寄生。幼虫が樹木の内部を食い荒らすため、樹木が枯れる。繁殖力が非常に強く「20〜30年後には日本の桜が全滅する」と警鐘を鳴らす専門家も。

 元府立大学教授の藤下典之さん(91歳・西山台)は17年に大阪狭山市東野地区でクビアカツヤカミキリを発見。その後、狭山池周辺、今熊、大野台〜大野地区でも被害を確認した。「17〜18年の1年間で爆発的に増殖した。市内全域に被害が拡大しているのでは」と危惧する。「全国的にみても狭山の被害はひどいが、まだ充分な対策はとれていない」と藤下さん。「成虫を見つけた場合は、足で踏みつけるなどしてその場で捕殺するか、市に通報して」と。自宅で発見した場合=大阪狭山市市民生活部生活環境グループ、公園等の場合=同都市整備部公園緑地グループへ。072・366・0011

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