近畿大学病院の泉ヶ丘移転が、2023年4月から早くとも2024年4月へと1年延長となった。

現在工事を行っている五洋建設に聞いたところ、移転先であり、取り壊し予定の三原台の府営住宅で外壁からアスベストが検出されたので、それを機械でなく人がサンダーなどではつって除去するため、工期が半年程度延びて、当初予定の倍以上となっているとし、今後残っている住宅を解体する際にも同様のアスベスト対策が求められると予想。

5階建ての団地を覆い、アスベストを吸塵しつつ外壁塗装とその下のモルタルをはつり、石綿処分を行う手間が追加された。

既に五洋担当部分の建物は解体されていたが、更地になるまで、アスベスト計測は行われ、その結果は道路に貼りだされている。
そして当然、追加工事代金は上乗せされる。

それ以前に、既に高層として完成している三原台府営住宅についてもアスベストがあったのではないかとの疑問がわくのは当然で、それも聞いてみたが、一般論として同時期に建設された同じ建物で仕様が違うとは考えにくい、だが、アスベストは含まれていなかったと聞いているとの回答。

もし、アスベストが含まれていたら、それに気付かず工事が進んでいたのであれば、周辺住民は、将来、石綿被害にのどを掻きむしることになろう。

1件のコメント

  • Tek :

    含まれなかった「と聞いている」というのは、ちゃんと報告を受けていなかったと後から言い訳するための予防線かもしれません。福島の原発で当初メルトダウンを否定していた時の口調を思い出します。

    工場と解体現場という違いがあるので単純比較はできませんが、尼崎のクボタ工場での中皮腫患者の分布図を見つけました。
    参考文献は
    車谷典男、熊谷信二: アスベストの近隣ばく露による中皮腫発生の疫学. 最新医学 62 (1): 35-43, 2007
    です。
    これによると、現場から1.5kmの範囲に飛散していることが分かります。この円の中では中皮腫による死亡率は男性で2.5倍、女性で7.2倍でした。女性の方が一日中家にいるので影響が大きいのでしょう。
    この範囲を泉北に置き換えると、三原台、高倉台、茶山台全域に加えて、晴美台、若松台、竹城台の一部には飛散した可能性があります。

    写真は下記のリンク
    Twitter@Tek

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