河内長野に3つの地獄があるのをご存じだろうか。その名も鳥地獄。石見川・島谷・天見地区の山あいに噴き出る炭酸泉のことをいう。

鳥地獄の名前の由来は諸説あるそうだ。その一つは、くぼ地に比重の重い炭酸ガスが溜まり、 無酸素状態になった所に虫が落ちて死に、 その虫を食べに入った鳥まで窒息死する、というもの。虫や鳥にとってはまさに地獄のようだ。

ところが先日、鳥よりも大型のタヌキが2匹、顔を炭酸泉にめり込ませて死んでいるのを発見した。ウォーキングの途中で、石見川の鳥地獄に立ち寄った時のことだ。寄り添う死骸はつがいだろうか。昨年の台風で荒れたままの山道はひっそりと静まり返り、何かシンとした気持ちになった。

なお、これらの鳥地獄は現在、くぼ地に水が溜まって本来の姿を見ることができない。しかし、よく見ると水中から炭酸ガスの泡が噴出している。近郊では和泉市南面利にも鳥地獄がある。こちらは、現在もブクブクと泡が噴き出て見応えがあるそうだ。

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