観光拠点めざす

 世界遺産「仁徳天皇陵」の正面にあたる大仙公園で、飲食や物販施設を運営する民間業者を募っていた堺市は、バーベキューなどができる屋外レストランの設置やガーデンウェディングのサービスなどを提案した企業グループなどを選定した。仁徳天皇陵周辺では、気球による遊覧も計画されていて、堺市は仁徳天皇陵を堺の観光の拠点にしたい考えだ。しかし、天皇陵古墳周辺でのバーベキューや気球観光には「古墳の静安と尊厳が損なわれる」との懸念の声も上がりそうだ。

 市では、仁徳天皇陵拝所前にある「いこいの広場」(4500平方メートル)と、公園北東部にある旧大仙公園事務所(敷地面積1400平方メートル)の2か所について、それぞれ飲食や物販を行う業者を募集した。
 その結果、「いこいの広場」については、観光施設などを運営する島田事務所(大阪市中央区)を中心に4社で構成する企業体を、公園事務所については飲食施設を運営するミュー(堺市西区)を事業者として選定した。 大型テントも  島田事務所ら企業体の提案によると、「いこいの広場」内に土産物店や屋外レストランなどを整備。レストランでは食材や弁当を販売し、バーベキューやピクニックを楽しめるようにする。このほか、市民や観光客が座ってくつろげるようウッドデッキや大型テントなども設置。野外結婚式などのイベントも企画する。

 また、旧公園事務所の整備業者に選ばれたミューは、公園事務所の建物を活用し、カフェレストランを整備。古墳にちなんだ飲食メニューを提供するほか、土産物を販売する。今後、正式契約を結んだうえで年内に着工し、来年3月にオープンの予定。

画像はいこいの広場の整備イメージ(市提供)。奥にあるのがバーベキュースペース

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