コロナ心配

 新型コロナウイルスの感染症対策で、学校行事の中止や延期が相次ぐ中、和泉市は今年度に予定されていた修学旅行など宿泊をともなう行事をすべて中止することを決めた。他の各市では秋以降の実施に向けて準備を進めているが、流行の終息が見通せない状態で、実施を危ぶむ声も上がっている。

 和泉市によると、宿泊行事の実施に向けて準備を進めてきたが、寝食をともにする宿泊行事では児童生徒が「密」になることが多く、発熱などの症状が出たときの対応が非常に困難だと判断。修学旅行などの宿泊行事をすべて中止することにしたという。

 一方、堺市や富田林市など他の各市では、ほとんどの学校で宿泊行事の中止を決めたが、修学旅行だけは時期や行先を変更してでも実施したいとして、秋以降に準備を進めている。

 特に大阪狭山市では修学旅行の実施に向けて補正予算を組み、「3密」を回避するため各学校がバスを増便する場合、費用を補助することを決めた。また、やむなく中止となった場合もキャンセル料を補助することにし、各学校がぎりぎりまで準備を進められるようにしている。

 しかし、府内の新型コロナ感染者は増加を続けており、堺市では日帰りの実施を検討する学校もある。

 修学旅行を行う小学6年生や中学3年生は進学を前にしていることもあり、担当者からは「延期するといっても、いつまでも時期を延ばせるわけではない。受験のことを考えると、年内が精いっぱいではないか」との声も。

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