新型コロナウィルス感染防止対策で休校が続き、部活動が難しい中、精華高校吹奏楽部がネットを活用した活動で注目を集めている。

 同部は昨年度の全日本高等学校吹奏楽大会でロケットミュージック賞、アンサンブルコンテスト関西大会で銀賞を受賞するなど、演奏の質の高さには定評がある。ところがコロナ禍で集まっての練習が出来ない上に、3月に予定していたSEIKAスプリングコンサートなど各種イベントが中止、目標の一つであるコンクールが今年度開催されないことになった。それでも部員達は自宅で練習し、パート毎にLINEで情報を共有するなど、工夫して活動していた。

 そんな時、プロ奏者が1人ずつ演奏を撮影したものを1つに編集した動画が話題になり、自分達も作ってみることにした。部員達が練習している動画を編集ソフトでまとめ、練習日毎に「練習○日目」とタイトルをつけてYouTubeにのせた。このネットを使った新たな部活動に、スプリングコンサートで共演予定だった静岡の浜松修学舎高校、富山の富山北部高校も参加。一緒に「パプリカ」を演奏したところ、その経緯が静岡新聞に取り上げられた。

 他にも、手洗い動画と「宝島」も公開。特に「宝島」は公開1週間で約1万回視聴されるほど好評で、チャンネル登録者は1300人になった。

 顧問の木村慎一さんは「別の形で演奏会を実現できればという思いで始めました。ステイホーム時間を有効活用し、手間がかかる動画編集をしたり楽典を学び直したりして頑張りました。部員同士は直接コミュニケーション出来ない分をいろいなツールでカバーしようと工夫してきました。登校日に新入部員も交えてようやく顔合わせできましたし、15日からの再開がスムーズにいけばと願っています」と語る。

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