階段幅も広げる

 栂・美木多駅前近くの原山公園に屋外プールなどが開設されるのに合わせて、改良される予定の歩道橋の工事がいったん中断している。新型コロナウイルスの影響もあるが、全国的な建設資材不足が大きな原因だという。市では、来年3月までには完成させたいとしている。

 栂・美木多駅前から原山公園方面に向かう歩道橋は、これまで歩行者用の階段と自転車用のスロープに分かれていたが、階段の幅が狭く、歩行者同士がぶつかるなどトラブルも起きていた。

 今後、原山公園にプールなどの施設がオープンすると多くの利用者で歩道橋が混雑する恐れがあり、さらに危険性が増すため、階段の幅を広げるとともに、自転車やベビーカーも歩行者と一緒に上れるよう改良することにした。  また、歩道橋の横にマンションを建設した近鉄不動産からエレベーターの提供を受け、歩道橋に上るためのエレベーターを4月から稼働させいる。

 市はエレベーターの設置後、幅4メートルの新しい階段を設置する予定だったが、現在はいったん工事が中止したままとなっている。

 工事中断の大きな理由は全国的な資材不足。東京五輪の開催に向けた建設ラッシュで鉄骨が不足しており、特に鉄骨をつなぐボルトの確保が困難になっている。このため、階段の製造が大幅に遅れているという。  実際、堺市だけでなく、全国各地でボルト不足による公共工事の遅れが発生しており、さらに今回の新型コロナウイルスの感染拡大が拍車をかけている。

 市では「階段の製造が進んでおらず、設置の見通しがつかない。今年度中にはなんとか完成させたい」としている。

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