上神谷米への注目が年々高まっている。上神谷一帯は古代の海底が隆起して出来た丘陵地帯。朝夕の寒暖差が大きく、水が清らかで、粘土質の土壌は鉄分が豊富、と上質な米を作る条件がそろっている。一昨年には人気番組「探偵Yナイトスクープ」で『大阪一おいしい米』として取り上げられた。

 16年には新嘗祭献納大阪代表米に北尻芳孝さんのヒノヒカリが選出され、大阪を代表する存在に。毎年秋、上神谷の新米予約販売が行われる。品質検査を受けた一等米30キロが1万円前後で購入できるとあって人気。鉢ヶ峯営農組合の予約申し込みは10月1日からコスモス館店頭か電話 072-290-0505 。長峰営農組合、個人、商店でも取り扱いがある。

 上神谷米は酒米として江戸時代から昭和初期までの長きにわたって利用され、全国に販売されていた。一時廃れていたものの、質の良い米の産地として再び脚光を浴びるようになった。昨年は「おはよう朝日です」で高島屋バイヤーが選ぶ「食べても美味しい酒米」として紹介された。この時、上神谷米で仕込んだ日本酒として紹介されたのが「ゆにわの里 上神谷」。プロデュースしたのは庭代台在住の倉谷修さんだ。

 上神谷米に惚れこんで起業し、不耕起栽培(米の生命力を引き出す為に耕さず、農薬・化学肥料不使用で栽培する農法)された大粒の山田錦で日本酒を作り始めた。仕込み担当の北庄司酒造店が驚いた程の発酵力で醸された力強い味は瞬く間に評判を呼んだ。今年堺市のふるさと納税返礼品に選ばれ、地元のブランドになりつつある。

写真はイメージです

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