12月14日、櫻井神社でしめ縄と門松作りが行われた。櫻井神社では役員がわらから手作業でしめ縄をなうのが習わし。寒い中、朝8時に神社裏の小屋に約20人が集合して作業を始めた。

 使用するのは地元のもち米のわら。流通しているわらは生育途中なので色鮮やかだが繊維が細い。黄金色になるまで育ち切った地元産のわらはコシが強く、張りと艶のある奇麗なしめ縄になる。

 しめ縄は飾る場所によって長さや房の数が決まっている。皆で手分けして縄をない、より合わせ、飛び出したわらを切り取って形を整えた上で等間隔に房を取り付けていった。作業が始まってから約2時間で、本社前に飾られる15尺の立派なしめ縄が完成した。一方、門松を担当したチームは境内から切り出された青竹を門に合わせた長さに準備。青竹の斜めの切り目の向きをそろえ、3本1組で固く縛った。

 責任役員の中井文与茂さんは「現代では農家でも手作業で縄をなうことがないので、こうして集まって作ることが地元の伝統を守る良い機会になっています。伝統は途切れたら元に戻せないので、これからも皆で頑張って続けていきます」と力強く語った。

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