将来の建て替えも現地で 狭山は丘陵地なのでムリ

 泉ケ丘駅前に移転を予定している近畿大学医学部は9月に行われた住民への説明会で、将来の建て替えについて現地建て替えを想定していることを明らかにした。また、体育館やグラウンドを可能な限り一般開放したいという。

 近大移転について、現在地である大阪狭山市の住民らから「現地建て替えができないのか」という声が上がる一方、堺市の住民からは「将来、老朽化したときに別の場所に移転し、土地を売却するのではないか」との懸念の声があった。

 説明会で近大は、大阪狭山市の現地建て替えについて「現状の敷地は丘陵地となっていて平面が少なく、診療を続けながらの建て替えは不可能だと判断した」と説明。一方、泉ケ丘駅前移転後は「(老朽化後は)作って移転して、移転して取り壊すを繰り返して、同じ敷地内で建て替えができる設計となっている。将来的に敷地を広げる計画もない」とした。

 また、敷地内に整備される学生用のグラウンドや体育館、テニスコートについて「市や地元自治会などと協議して、できる限り一般開放していきたい」とした。

 近畿大学による住民説明会は近隣住民を対象に9月25日から27日まで3日間開催した。

 近大医学部は移転後、医学部600人と、新たに新設する予定の看護学部400人の計1000人の学生が通う予定。教職員は2200人。

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