選挙資金追及の証人尋問

 関連する政治団体の政治資金収支報告書に多額の虚偽記入や不記載が見つかった竹山修身元堺市長の選挙資金について追及している市議会の調査特別委員会(百条委)は10月13日と20日に、竹山元市長や元出納責任者の男性の証人尋問を行う予定だった。しかし2人とも出頭せず、証人尋問は中止された。

 竹山氏と元出納責任者は今年1月と2月に1回ずつ、証人尋問に応じたが、それ以外は「百条委員会の調査は、権限を逸脱している」として出頭を拒んでいる。

 今回の証人尋問は、竹山前市長名義による関係先への振り込みが行われた銀行口座が新たに複数見つかったことから、資金の流れなどについて改めて説明を聞くために開かれる予定だった。

 しかし、竹山氏側は「調査を受けて選挙運動費用収支報告書などを修正しており、これ以上の調査は必要ない。現在の調査は百条委の調査の範囲を逸脱している」と、出席しない考えを議会に伝えていた。

 また、百条委では元出納責任者の男性に対する証人尋問を10月13日に行う予定だったが、元出納責任者も竹山前市長と同じ理由で出頭しなかった。

 今後、百条委員会では、12日に選挙管理委員会に対する質疑を実施する。

 しかし、委員会は竹山前市長らの出頭拒否によって手詰まりの状態。議会内には早期の終結を求める声もあり、結局、時間と金を費やしただけの結果に終わりそうだ。

写真は「一生かけて市民に説明したい」と言っていた竹山前市長(共産・自民・民主・無所属の議員が支援していた)

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