近畿大学医学部の移転工事で、敷地内に4階建ての立体駐車場(4階建て5層構造、531台収容)を計画することになり、周辺住民から計画への意見を聞く公聴会が1日、ビッグアイで開かれた。

 移転予定地は第一種中高層住居専用地域で、立体駐車場の建設は2階建て以下、床面積3千平方メートル以内に制限されている。このため、駐車場の建設には住民の意見を聞いたうえで、市建築審査会の同意を得て市の認可を受ける必要がある。

 近大の説明によると、敷地内には1242台分の駐車場を確保する予定で、緑地をできるだけ残すには立体駐車場が必要だという。

 住民からは、地下駐車場を設け、さらに緑地を確保するよう求める意見もあるが、近大側は「地下駐車場を建設すると、費用がかさみ、工期も延びてしまう」と説明した。

 これに対し、住民からは「1200台も車が来るような施設が開設されて、良好な住環境が守られるのか」といった移転への反対意見が相次いだほか、近大に対して「もっと市民に情報を提供してほしい」「住民の意見を聞いてほしい」要望が出された。

関連記事