新型コロナウイルスによる活動自粛や外出制限のため、高齢者の運動不足や筋力の低下が懸念されている。

 骨や関節・筋肉など運動器が衰えると、「立つ」「歩く」といった移動機能が低下する。この状態を「ロコモティブシンドローム」(通称「ロコモ」)といい、ロコモ状態を防ぐことが健康長寿のカギと言われている。富田林医師会会長で、ロコモアドバイザーとしても活動する医師の宮田重樹さんに、家の中で安全に行うことができる「ロコトレ」の方法を聞いた(上図を参照)。

 宮田さんは、転倒などのリスクを下げるために、テーブルや椅子を使用する方法を推奨。正しい姿勢で行うことが重要なので、慣れたら徐々に回数を増やしていくと良い。余裕ができたら、テーブルに着く手を少し浮かせて行うと運動の強度が増す。無理をせずコツコツと続けるのがポイント。

 筋力低下の予防には食事も重要。特に高齢者は、たんぱく質が不足している場合が多い。肉・魚・卵・大豆製品などを使った「主菜」、野菜・きのこ・いも・海藻などを使った「副菜」に、ごはん・麺類などの主食を。小食の人は、たんぱく質から優先して食べると良い。

 外出自粛中の認知症予防には、電話で話す、クイズやしりとり、計算をするなど、脳を使うことを併せて行うと効果的。

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