大阪狭山市今熊のコニカミノルタ大阪狭山サイトで予定されていた工場棟の解体工事の着工が、「住民への説明が不足している」との指摘を受け、延期されている問題で、同社は住民らに対し7月から来年5月末までの工期を示した。アスベストの撤去は7月末頃から11月末を予定している。

 6月20日、21日の住民説明会で住民らにスケジュールを示した。

 それによると、工場棟周囲に囲いをするなど準備をしたうえで、7月末頃に工場棟の解体に着手。工事の中で約420キログラムのアスベストを撤去する。アスベストを含む資材全体の量は約140立方メートルで、10トントラック約10台分になる。

 また、テトラクロロエチレンやフッ素化合物に汚染された土壌は、建物の撤去が終わった後、運び出して処分。アスベストや汚染土壌の撤去については、大阪狭山市などが、処理が適正に行われているかチェックする。

 同サイトが配布した資料や市などの説明によると、撤去されるのは老朽化した工場棟で鉄筋コンクリート3階建て延べ床面積約1万1000平方メートル。耐震性などに問題があり、5年ほど前から使用されていなかった。

 同社の対策は法律に沿った内容となっているが、周辺住民には、これまで十分な説明を怠ってきた同社への姿勢に不信感があり、作業の監視態勢や住民への周知について厳しい要求が突き付けられている。

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