児童虐待に関する相談が18年度、富田林市で約800件、河内長野市で約500件、大阪狭山市で約100件あった。各市とも前年度より15%前後増加した。実母による虐待が約70%を占め、被害者の約30%が小学生。富田林市と大阪狭山市ではネグレクト(育児放棄)が、河内長野市では心理的虐待が最も多い。

加害は母70%、被害は小学生30%

富田林市

 相談件数は111件(16%)増加し809件あった。相談経路は福祉事務所が59%で最も多い。次いで保健センター12%、学校8%、家族・親類6%、児童相談所4%。
 加害者は実母が599件で74%を占める。実父が179件(22%)、実父以外の父が18件、その他12件。実母以外の母が1件ある。
 被害者の年齢は、小学生が261件で32%。次いで0〜3歳未満が226件(28%)、3歳〜学齢前が194件(24%)、中学生が97件(12%)。高校生ほかが31件ある。
 虐待の内容はネグレクトが405件で50%を占める。心理的虐待が262件(32%)、身体的虐待が140件(17%)。性的虐待が2件。

河内長野市

 相談件数は61件(14%)増加して494件あった。相談経路は市町村その他が40%で最も多い。保健センター16%、児童相談所14%、学校8%、福祉事務所3%と続く。
 加害者は実母が372件で75%を占める。実父が103件(21%)、実父以外の父が10件、その他が7件、実母以外の母が2件。
 被害者の年齢は小学生が157件で32%。次いで3歳〜学齢前が133件(27%)、0〜3歳未満が112件(23%)、中学生が62件(13%)。高校生ほかが30件ある。
 虐待の内容は、心理的虐待が207件で42%。次いでネグレクトが179件(36%)、身体的虐待が103件(21%)。性的虐待が5件。

大阪狭山市

 相談件数は16件(18%)増加して107件あった。相談経路は児童相談所と警察がそれぞれ19%。次いで福祉事務所18%、学校15%、保健センター8%。
 加害者は実母が75件で70%。実父が30件(28%)、実父以外の父が2件ある。  被害者の年齢は、小学生が34件(32%)、0〜3歳未満が33件(31%)、3歳〜学齢前が26件(24%)、中学生が13件(12%)。高校生ほかが1件ある。
 虐待の内容は、ネグレクトが44件で41%。心理的虐待が39件(36%)、身体的虐待が24件ある。

 各市では、啓発活動や関係機関との連携を強めることなどで、虐待防止に努めている。

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