子どもの探究心を育てる

4月17日、小学4年生〜6年生を対象に、富田林市の科学教室力塾で理科実験・観察教室が開催された。塾長の小川力也先生は、元富田林中学校・高等学校教諭、同校科学部元顧問。

 今回、講師を務めるのは、元中学教諭でオリジナルの実験開発をするなど長年、中学校理科教育の指導的立場で活躍された河合典彦氏。

 授業の前半は、植物の種が運ばれるしくみや理由について考え、ルーペの正しい使い方を学ぶと共に、生きものの観察の面白さを知ってもらった。

 後半は、種子がブーメランのような形をした「アルソミトラ」(熱帯アジアに生
育するつる性植物)の種子の模型を作り、種子が空気に乗って遠くまで運ばれる仕組みを体験した。子どもたちは、戸惑いながらも一生懸命、観察に取り組み、「楽しかった!」と、「観る」ことの面白さを感じた様子。

 当教室は、年間12回の実験や観察(野外観察も)を行う。(第3土曜日13時半〜15時半2回目以降有料)

 塾長の小川先生は、自らの研究活動の経験から、子どもたちが、主体的に探究活動を行うことで、学びの楽しさを実感し、考える力、表現する力、人とつながる力を養ってほしいと3年前に「科学教室力塾」を開講。近年の教育改革を契機に知識偏重の時代から思考力、表現力、判断力が求められる時代へと変わり、塾長の教育理念と合致する。

 同塾の探究教室は、研究の目標や計画に応じて、回数や時間を自由に決めて活動できるサブスクリプション方式。「メンター」と呼ばれる大学生が一人一人の生徒に付き、アドバイスをしながら、研究を進めていく。

 生徒たちは、ここ数年で数々の科学コンテストに入賞し、その研究が認められ、難関大学の推薦入試を突破した子も。「探究活動に取り組むと将来の夢や勉強の必要性を感じ取り、学校の成績も自ずと上がっていく。学生時代、何を学んだかより、どんな学び方をしたかが大切。」と小川塾長。

 同塾では、NPO法人学びと育ち南河内ネットワークが、運営している奨学金制度を導入し、研究内容や成果に対して授業料半額の支援を受けている。

 

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