自治会が要望

 大阪府では、府営住宅の空き室を地域のまちづくりに活用する取り組みを進めている。府営狭山住宅北自治会(西山台、松嶋玲子会長)がこのほど、子どもや高齢者が交流できる拠点施設「つくしんぼう」を開設、運用を始めた。

 同自治会ではこれまで、独居高齢者にほかの人と食事する機会を提供する食事サロン、孤食や居場所のない子どもが参加できる子ども食堂、小学生を対象とした宿題教室などを開催。集会所を利用してきたが手狭になり、空き室の活用を府に要請していた。

 「つくしんぼう」は府営狭山住宅18棟102号室に開設。12月24日に開所式を行い、子どもたちが食事会やゲーム、紙芝居などで交流した。今後、子ども食堂や宿題教室、子ども専用図書室などとともに、高齢者も憩い交流できる場に発展させたいとしている。

いずれは住民交流の場に

 府は、府営住宅のストックは府民の資産と捉え、それを活用したまちづくりに取り組んでいる。地域コミュニティの活性化や生活支援サービスの提供を目的とする場合、住居以外に使用することを許可している。

 空き室活用として近隣では、赤坂台3丁住宅での高齢者等交流活動拠点▷槇塚台第1住宅でのサポート付き改修共同住宅▷美原南余部住宅と堺高松住宅での小規模保育事業所などがある。

 開設者は民間事業者やNPO法人、社会福祉法人などで、今回の府営狭山のように自治会が開設するのは初めての事例という。〔藤原〕

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