狭山池では現在、「池干し」が行われている。池干しとは、農水利用が少ない冬季に池の水位を低下させ、底泥を乾燥させることで、水質汚濁の原因となるアオコなど藻類の発生を防ぐ管理手法だ。

 11月に、狭山池ダムから放水され、池の水位が徐々に低下する。すると、池の北西にある龍神社(りゅうじんじゃ)の横に、「龍神淵」と呼ばれる、直径27メートル・深さ5メートルの円錐(えんすい)状の穴が姿を見せ、この時期の風物詩となっている。

 池の中に立つ龍神社。狭山池には、大昔から雌(めす)の大蛇が住んでおり、栗ケ池(現富田林)に住む雄の大蛇と
夫婦であったが、毎夜、夫の元に通う道すがら、その巨体で田畑を荒し、人や牛を丸飲みにするので、困った住民らが、狭山池で一緒に暮らしてもらおうと、龍神社を建立し、雄の大蛇を狭山池へ導いたと伝えられている。池干しは2月頃まで。 

 

 #大阪府大阪狭山市岩室 

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