世界平和願い25年続ける

 12月21日、龍泉庵(西山台1丁目)で「歳末チャリティ/クリスマス茶会」が開かれた。

 同会は、阪神大震災の惨状を目の当たりにした茶道裏千家正教授の加龍宗智さん(83歳・西山台)が、自分にも何かできることはないかと企画。以来、世界平和を願い、約25年にわたって毎年開催してきた。

 会では、加龍さんが自身の「ライフワーク」と語る、若い人達に日本文化を伝えるべく50年以上携わってきた学校茶道指導から、狭山高校と近大医学部各茶道部の生徒ら36人も参加。準備からお点前・来場者の接待など、中心となって活躍した。

 この日の和菓子はサンタクロースとクリスマスツリー。部屋にはポインセチアを飾り、床の間には緑色の燭台と赤いキャンドルをあしらったクリスマス仕様。来場者はいつもとは違う雰囲気の茶会を楽しんだ。

 加龍さんは「孫のような存在」と語る生徒らと共に、茶道を通じて社会奉仕活動ができることを「これ以上ない幸せ」とかみしめる。「周りの人に恵まれただけで私は特別なことはしていません」と謙遜するが、「これからも体が動く限り、会を続けていきたい」と強い決意を語った。

 この日の来場者は130人と大盛況。9万7560円を東日本台風被害復興支援などに寄付した。 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です