ソーイング手芸ボランティアの「抑制帯」

 

 新型コロナウイルス感染拡大防止のために休止を余儀なくされている母子医療センター(和泉市室堂町)のボランティア活動。そのコロナ禍でも患者の要望に応えようと在宅で活動するグループと、猛暑のなか屋外の花の手入れに奮闘するメンバーたちがいる。 

 同センターは、地域に開かれた病院としてボランティアを積極的に受け入れ現在、10歳代〜80歳代まで125人が在籍。入院患者のきょうだい預かりや、外来アトリウムでの遊びなどグループに分かれて活動。

 ところが、コロナ感染予防のために昨年4月7日から、患者や家族と接するボランティア活動がすべて休止に。そのなかで、病院から「抑制帯」作成の依頼が。抑制帯は、患者の安静を保つために患者の手足あるいは体幹をベッドに固定させるように工夫された帯。医療用の市販品もあるが、同センターに入院している幼児や小児にぴったりとフ
ィットする品がないため、手作りでの製作を求められたものだ。

 しかし抑制帯の作成は作業工程が複雑で、紐だけでも12本もの縫製が必要。この依頼にソーイング手芸グループのメンバーが自宅での分業作業を快諾。看護師と綿密な打ち合わせをして型紙作成し、ボランティアコーディネーターが生地裁断を行い担当者に発送。メンバーは自宅で分業縫製作業を担った。時には、ドライブスルー形式での受け取りも。最終の組み合わせ作業だけ、病院の許可を得て少人数でセンターの作業室で行い、1歳〜2歳用の20着が完成。

 一方、園芸グループは、同センターの園庭の花植えや水やり、手入れなどの屋外作業を絶やさず続けている。ボランティアコーディネーターの河盛久美子さんは「患者さんのニーズに応える活動をする誇れるメンバーたちです」と。

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