「一生懸命はかっこいい!」をモットーに、若さと情熱あふれるパフォーマンスで見る人の心を揺さぶる「表現倶楽部うどぃ」。05年、沖縄の中高生による舞台「肝高の阿麻和利」に感銘を受け、狭山でも中高生が一生懸命に打ち込め、地元を愛する気持ちを育むような居場所作りをと、田中晶子さん(東くみの木)らが中心となり設立した。

 現在メンバーは39人。取材日は、11月2日にさやかホールで上演される舞台「ここには道がある/北条氏信ものがたり」の通し稽古中で、会場はピンと張りつめた緊張感に包まれていた。子ども達の表情は真剣そのもの。台詞や本番の衣装の確認にも余念がない。

 だが、うどぃでは歌や踊りを上手にこなすことが目的ではない。舞台作りを通じて大勢の人と関わり、時には衝突し、迷いながらもゴールに向かって前進する強く優しい心を持った人間作りが目標だ。「勉強1番・部活が2番・うどぃは3番」と田中さん。「うどぃの舞台に出たいなら、勉強や部活との兼ね合いを自分で計画、実行し、両親と話し合う。そういう決断力や遂行力を養うのも大きな目的の一つです」と話す。

 「舞台は一人では作れない」。うどぃの子ども達にとって舞台は“一生懸命”の場であると同時に、日ごろ支えてくれる人々への感謝の場なのだ。kijimunanokai.os@gmail.com

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