材料費のみでの弁当提供など

 地域の人たちのチャレンジを支え、泉北に住む人たちがより暮らしやすくなる仕組みを作ろうと、一般財団法人「泉北まちと暮らしを考える財団」が昨年2月、誕生した。

 財団では、子ども未来基金助成金制度を新設し、支援者から集めた寄付金を地域の困り事の解決や、これから始める子どもの居場所作り活動などへの調整・分配役を行う。また地域交流の拠点の運営活動も実施していく。

 財団設立のきっかけは、2017年の「泉北ニュータウンまちびらき50周年事業」。事業を通じてつながった30歳代から40歳代の市民が、30年後の理想の泉北ニュータウンについて語り合い、有志で勉強会を開催。泉北のこれからの課題解決のための財団設立の計画が立てられた。設立への賛同金を募ったところ、賛同者から7か月で目標額が集まり「次世代の泉北のまちづくり」を担う市民がつくる市民のための財団法人として設立された。

保護者対象に調査

 設立後財団では、ニュータウン内のいくつかの小学校の保護者対象に調査を実施。ワンオペ(1人で全ての作業を切り盛りする)育児を感じている保護者が50 %にものぼり、その中には ひとり親ばかりではないことが分かった。また、コロナ禍のなかで子どもの食事の貧困も判明。調査結果から子どもたちに食事を提供する「おかずボックス」の活動を展開。現在、茶山台・竹城台・福泉中央校区で、100食限定で材料費のみで弁当を提供している。初めは子ども対象だったが、地域からの要望で高齢者にも用意している。

 財団は、これからも地域の助け合いネットワーク作りのサポートや拠点作り活動も行っていく。 

 代表理事の宝楽陸寛(ほうらくみちひろ)さんは「財団で泉北ニュータウンの新しい街作りのお手伝いをしていきたいです」と、話す。

>>泉北のまちと暮らしを考える財団 | ニュータウン革命を支える

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